縁猫〜縁側で猫と暮らしたい〜

漫画・本・映画等好きなもの・気になることについて書き留めて共有する場がほしいなあと開設しました。将来は書斎と縁側のある家で猫と暮らしていたいです。

進化した有隣堂に本気を感じて(1)

こんにちは、もしかしたら初めまして。読まれることを前提にブログを書くのは久しぶりなのでいささか緊張します。

先日、秋葉原有隣堂がリニューアルオープンしました。

前提としてなのですが、このブログはリニューアルした有隣堂に感激して、この良さを形にし伝えなければ!という使命感にかられて開設しました。バイト先から一番近い本屋さんが閉まっていたのは痛手だったので、久しぶりに直行できてうきうき。バイト後すぐに本屋さん行けるのはいいですね。

 

有隣堂はJR秋葉原駅中央改札口を出て左、徒歩1分かからないヨドバシアキバ内にあります。エスカレーターで7階まで上がると目の前にはタワーレコード…ではない?頭上にあったのはローマ字表記の「YURINDO」。秋葉原だけあってヨドバシアキバ内はローマ字や中国語がかなり多いです。(秋葉原に限らず、最近の本屋さんはローマ字表記のお店が増えた気もします。駅ナカ書店や有隣堂アトレ恵比寿店然り。)

知っていると思いますが、映画化した本は売れます。

次に目に入ったのは映画『エヴェレスト 神々の山頂(いただき)』の宣伝。登山フェアと称されて予告映像を流す液晶(mac air4個分のサイズ感)と共に原作の文庫本が「山」積みになっていました。こういった表現になることまでフェア担当の人が考えていたとしたら策士ですね。エスカレーター前という立地、音声と映像が流れているということはかなり売る気です。

 

今回まずは漫画コーナーにと思っていたのですが、リニューアルした店内に目が奪われました。登山フェアの近くにかっこいい雑貨が並ぶ円柱の棚を発見。店内でも目立っているレジ前の棚に置いてあるのはパソコンが入るスタイリッシュなリュックに皮のスマホケース…有隣堂のターゲット層が見えてきます。

 

さらに隣の雑貨エリアでは「パイプロイド」という初めて見る玩具が。

f:id:kine-miku:20160314180414j:plain

PIPEROID <パイプロイド> パイプで組み立てるロボット達。大人のための紙製インテリア工作。

どうやら紙でできており、ハサミだけで工作できるおもちゃらしい!とっても愛らしくて欲しくなりました。が、まだ店内を回りたいので保留です。

しおりは本を読む人しか使わない=ターゲットが絞りやすい商品

高機能・高付加価値の雑貨ライン。よく見ると秋葉原らしく、他にも食玩などの日本土産になりそうな雑貨がいくつかありました。中でも私がときめいたのはこちら。「活字ブックマーカー」シリーズです。

f:id:kine-miku:20160314181820j:plain

活字ブックマーカー | enimo

本やデザインが好きな方にはよくありませんか?フォントを見つめているだけで胸の高鳴りがとまらなくなる感覚。どくどくどく…と鼓動が早くなります。一目惚れして手に取ったら負けなので作り手に感服です。活字だけでなく漫画の効果音もあったので悩みつつ品選び。紐の色も5パターンくらいあります。紺紐「猫」と赤紐「ズッキューン」に決めました!(嬉々)

 

さて漫画に…と思うのですが店内中央にある島の並びが気になります。

f:id:kine-miku:20160314174736j:plain

「知識」「技術」「趣味」をチャージ。と題されたテーマごとに点々と並ぶ島。(趣味のところうろ覚えです。間違ってたら有隣堂さんごめんなさい。)本屋さんによってはこの小さなかたまりを島と呼んでいます。まずは「趣味」から散策です。カフェ系が多い中、経営と絡めた本もありました。置いてあった『一杯のコーヒーから経営を学ぶ』は当時模倣の経営学を学んでいた影響で読んだなあ、と思い出しながら面白そうな本を見つけました。

就活していると「何になりたいのか」めちゃくちゃ考えます。

『田舎のパン屋が見つけた「腐る」経済』。帯文には「里山資本主義の続編」という文字。つかみ文には「どうしてこんなに働かされ続けるのか?なぜ給料が上がらないのか?自分は何になりたいのか?ーー」。この日私が本屋さんに来たのは、目当ての漫画があったのと就活に疲れていたからでした。『里山資本主義』を読んでおり、将来子供ができたら自然のある田舎で暮らして趣味で畑をやりたいなーなんて考えている自分には惹かれる本。

田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」 | 渡邉 格 | 本 | Amazon.co.jp

ただ、若いうちに力をつけて仕事を選んでいく幅をつけたいので読むにはまだ早そう。実際、著者がパン屋さんを目指し始めたのは30歳らしい。就活が終わってから余裕をもった時期に読みたい本としてメモしておきます。

 

ふう、まだ漫画コーナーにも辿り着いていないのに長くなってしまいました。いったん休憩して鉄の熱いうちに続編を書こうと思います。店舗マップと私が観察から推測した店舗戦略までどうにか続けたいです。

 FBにでもURLを載せようと思って書いているので、みずきが読んでくれてたら嬉しいなーなんて考えております。

 

では。